WordPress プラットフォームで、SNS の構築・運営を可能にする、

『BuddyPress』プラグインのユーザー事例を取り上げた記事が

Smashing Magazine に掲載されていました。

 

BuddyPress: One Plugin, Five Communities
http://wp.smashingmagazine.com/2012/09/26/buddypress-one-plugin-five-communities/

 

成功事例に共通しているのは、

『BuddyPress』を使って、Facebook のクローンを

作ろうとしているのではなく、

むしろニッチのグループがコミュニティを広げるために

活用している点、とのこと。

 

次バージョン1.7からは、すべての WordPress テーマと

互換性をもたせる、という話なので

ますます、これからが期待されますね。

 

The University: CUNY Academic Commons
http://commons.gc.cuny.edu/

現メンバー数:3,100

ニューヨーク市立大学の、24のキャンパスの

大学院生、スタッフ、教授、大学運営者をつなぐ、

教育系ネットワーク。

Invite Anyone』『BuddyPress Docs』など、

独自に、数々のプラグインも開発している。

(開発プラグインリストはこちら。)

 

The Pilot: Rockhaq
http://rockhaq.com/

現メンバー数:50

音楽ジャーナリズム関連の学校に通う学生のための

コミュニティサイト。

利用者のモチベーションの維持に

Achievements for BuddyPress』という、

プラグインを利用している、とのこと。

 

The Newspaper: My Telegraph
http://my.telegraph.co.uk/

現アクティブメンバー数:130,000

3,000ユーザーが日常的にブログ更新、

一日に5,000から10,000のコメントがつく、

という、英国紙『The Telegraph』のサイト。

30日ごとに、パスワードの変更を促す

Expire User Passwords』というプラグインを

開発、リリースしている。

 

The Non-Profit: Shift.ms
http://shift.ms/

現メンバー数:3,631

多発性硬化症に悩む人々のための

社会支援ネットワーク。

 

The One that Got Away: TribLocal
http://triblocal.com/

現メンバー数:100,000

シカゴ郊外の、88のコミュニティウェブサイトの

ローカルニュースを集め、配信するために

作られた、ネットワーク。

 

日本では、こうした例も

まだまだ少ない気がしますが、

冒頭にもあったように、

コミュニティの大小に関わらず、

活用事例がどんどん増えてくれるといいですね。